トロン:レガシー

336755view001.jpg 天才科学者の父からの遺産は、ヴァーチャル世界という言葉も古く感じる、コンピューター内の世界。トロンという言葉は何なのか良くわかりません。「マトリックス」の世界なのか?とにかく初めから3D映画として企画されたらしいです。「スターワー」「マトリックス」「マッハゴーゴー」「アバター」のCGを古いと思わせる程の映像美です。私たちが考える未来がどんな社会か想像可能な範囲を飛び出した、天才的なイメージを見ることが出来る映画だと思います。
  

鉞組 刺子の半纏

PB140091.jpg   PB140026.jpg1470.jpg694.jpg                              「」と書いてマサカリと読みます。
 飛騨の高山の建設会社、鉞組様より刺子の半纏をご注文いただきました。
 刺子は厚い帆布を2枚重ねた上に黒糸でステッチを掛けたような大変重い生地です。
 昔の火消しが火事のときに、これを着て上から水を被って燃え盛る炎に突入したくらい、熱と怪我に強いと言われています。今回の零宮祭では、神輿を担いで川の中に入って行く、熱気あふれる祭りだったようです。
 白黒の写真が、一番刺子半纏の雰囲気が出ているようです。写真の撮り方も上手ですねー。
 
 

FM NACK5の生放送 

 NAC5.jpg 本日は色の日だそうです。どうしてかというと1月6日だから、「いろ」と読むそうで、最近決まったようです。ということは1月4日はきっと石の日ですね。ということで色にまつわる仕事をやっているのは、染物屋だろうということで当店よりNACK5の生中継があったのです。
 ラジオの放送というと、どんな中継車で、放送機械を運んでいるのかとお思いきや、パソコン一台でファックス回線につなぐだけ、という大変質素なものでした。ここに到るまでの技術革新はどれほどのものだったんでしょう?
 番組はNACK ON TOWNの中の一コーナーで、レポーターが取材、インタヴュー形式で進行します。
 ディレクターはモロ業界の人っぽい、ギタリストにしてマジシャン、ロン毛の諸平さんと、レポーターは、アイドルタレントのような奥山奈々さんです。二人で打ち合わせ2時間ぐらいで、ストップウォッチ片手に、すっかり染物屋10年分くらいの知識を、目の前で今染めているかのようなレポートをします。これを毎週やっているとは、なんという頭のよさと度胸でしょう。私はといえば自分の声は聞こえず、話していることは棒読み状態です。          
  つくづく放送業界の人のハイテンションな元気良さ、機転の回りの速さに驚いた、人生怱々ない私の思い出になる一日でした。

 

雀の森氷川神社より謹賀新年

 

画像 003.jpg 新年明けましておめでとうございます。
 雀の森氷川神社では、大晦日夜中より元旦にかけ1200人以上の参拝客で賑わいました。
 神社では毎年恒例で、甘酒を無料で振舞います。そのコップが1200個以上使われたので、飲まない人、子供をいれたらもっと多くの人が参拝に訪れたわけです。
 新年の準備は30日にしたのですが、このとき私は風邪を引いてしまい、元日から一週間もマスクが手放せませんでした。病院は4日からだし、おみくじのとおり、どこにも出ないほうがよさそうです。
 関東地方以外は全国中大雪だそうです。夏は暑いし、冬は寒いし日本の四季もなんぎですねー。

 

池澤夏樹のエッセー

100.jpg 日本を代表する詩人、翻訳家、小説家である池澤夏樹の小説を恥ずかしながら読んだことはありません。
目にするのは、ナショナルジオグラフィックの巻頭エッセーや、新聞に寄稿される時事ネタ?位しか読んだことはありません。最近では朝日新聞に「いじめ問題」!について書かれていました。取り上げるテーマは恐るべき多岐に渡り、森羅万象に博識で、文体はやわらかく、対象に優しく、特に隔月?ナショジオのエッセーは大好きです。11月号では日本うるわし列島シリーズで「絶海の孤島、鳥の楽園」というアホウドリの生態についての記事でした。長谷川博氏の写真とあわせてお楽しみいただきたいです。

 002.jpg   女影と書いて「おなかげ」と読みます。意味深なことはなく昔からの地名です。私の父の出身地です。日高市は西多摩、入間市、狭山市と隣接し、この地域は狭山茶の大生産地です。よく知られる俚諺として『色の静岡、香りの宇治味の狭山』と謳われるほど、お茶の農場が広がって?点在しています。
 首都圏に近いため、地場で消費されるので、地産地消というわけで、常に新しい茶葉を飲むことが出来ます。
 山崎園は何代続く茶農場か覚えていませんが、ちょっと前まで実家は本当の萱葺き屋根の庄屋作りでした。今は息子さんが農場を継ぎ、直売店を経営しています。この暖簾は太閤のれんといって、巾1700丈2100mmの大きなものです。茶壷にお茶の花がかわいいデザインです。
 日高県道沿い、女影時計台のすぐ先です。年末年始一割引です。お歳暮に山崎園のお茶をどうぞ。

武士の家計簿

20100820009fl00009viewrsz150x.jpg 時代背景が幕末から明治に切り替わる「壬生義士伝」「桜田門外の変」と今回の「武士の家計簿」と大体同じでしょうか。当時の加賀藩は経済的に恵まれている方だと思いますが、それでも下級武士は出世すればするほど見栄というか世間体を気にして、交際費が膨らみ家計は苦労があったようです。
 時代映画の目玉であるチャンバラはなく、ひたすら猪山家の堅実であり、節制しながらも愛のある家族、親子の日常、7代経理部のサラリーマンである御算用方を堺正人が淡々と演じています。息子は石頭の親に反発しながらも、維新後の政府では高級官僚に出世し、いつの時代も教育こそが未来を創るという、明るいホームドラマでした。

クリスマス風景

002.jpg    
 12月に入ってから、家々にクリスマスイルミネーションが輝き初めました。いつもは都内も11月下旬には点いていたかと思いますが、今年は協定でもあったのでしょうか?
 この数年で、豆電球はすっかりLEDに変わり、また最近は青色LEDがきれいです。特許論争で一時話題になった日亜化学工業が作ったのでしょうか?子供が成人してからは私の家では飾ることがなく、直に触ったことはありませんが、電気コード程度の巾で、豆電球という言葉は死後になるかもしれません。
 どの家でも、せっかく飾っても、自分の家のイルミネーションは家の中から見ることが出来ないところが残念ですね。写真は三脚がないと上手に撮れません。

「お神楽初恋巡演記」吉岡義三・著

3ead1bcafbc1a229d144f78b6385cfe7.jpg 神楽は、各地の神社などで見ることができ、民俗学的な価値がある。著者は岩手県軽米町にかつてあった「松ノ脇神楽」の神楽師で現在80歳。昭和20(1945)年代に、県北の各集落を仲間と旅しながら巡演してきた。著書は、当時を回想した記録で昭和の郷愁をよみがえらせる。
 1回の巡演は20日前後に及ぶ。雪道を歩いて隣の村の入り口では、ほら貝を吹いて一行の到着を知らせたことや、宿が取れない時の心細さなどを記述する。巡演先でおじいさんが、お神酒を飲みすぎて山に転落し助けてやったが、ずぶぬれになったなどの笑い話や、あちこちで女性に、もてたエピソードもつづる。
 巡演で温かく迎えてくれる心の交流も読みどころだ。「松ノ脇神楽」は現在、隣接する集落と一緒になり「沢田神楽」として残る。(ツーワンライフ出版\1000)以上原文のまま
  大祖父」の跡を継ぐお父上の書いた記録を、一級建築士であるご長男の吉岡一男さんが、喜寿の祝に、本にまとめて出版されました。私はまだブログを読んだだけですが、昭和の初め頃の東北地方の風景が見えるようないい話です。  また、吉岡家のルーツともいえる一大サーガ(数世代にわたる叙述史)であります。

http://blog.goo.ne.jp/juriyo_1955

本はツーワンライフ出版 (紫波郡矢巾町高田第八地割141、電話019‐698‐2333)

 

さいたま市の江戸里神楽公演

007.jpg 県立大など県内外の大学生20人程もグループが、彩の国さいたま芸術劇場小ホール(さいたま市中央区)で12月3日に「江戸里神楽」の公演を主催しました。
 埼玉県立大非常勤講師の斉藤修平さん(民俗学)が「神楽の上演を増やしたい。若い人のアイデアを貸してほしい」と呼び掛け2008年から毎年冬に開催しています。
 会場代など資金集めに企業を回って協賛を求めるほか、チケットのデザインも手掛け、「多くの人に分かりやすいように」と、動きを解説する日本語、英語、中国語、韓国語の字幕をつくり、舞台横のスクリーンに投影する仕掛けを考案したそうです。確かに「せりふ」がない、ゆったりとした演舞?なので、解説があることは大変ありがたいです。
 今年の2月にはは、さいたま市別所の「岡田民五郎社中」の出演でした。今回は同年度とはなりましたが三芳町の「前田社中里神楽保存会」による、国譲りの神話として古事記に紹介されている「高天原神集」と「幽顕分界」の2演目が披露されました。
 男女どの大学の学生も、非常に礼儀正しく、挨拶、礼状も常に手書き、協賛企業紹介もしてくださり、毎年の就職難でも、こういう学生なら、どこの会社でも引く手あまたで売り手市場間違いなしと思えるほどの優秀な青年たちでした。http://kagura.daa.jp/

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