2021年6月アーカイブ
氷川だんご屋は、埼玉県さいたま市大宮の「武蔵一宮氷川神社」参道にある1970年創業の老舗甘味処です。日本一長いといわれる参道は約2㎞ほどあるため、氷川だんご屋は休憩場所にもぴったりの場所です。店頭から漂う名物の氷川だんごを焼く香ばしい匂いに誘われ、多くの参拝客で行列ができることも。懐かしい味わいのおだんごが評判となり、様々なメディアでも紹介されています。
2020年8月7日、大宮・氷川神社参道沿い、旧店舗の南側に移転オープンしました。
店舗デザインは、入間郡三芳町の1級建築士、平間千恵子さんが設計しました。席数29席の店内は木としっくいを使い、大きな窓からは庭に植えられたヤマモミジなどの植栽を眺めながら、満ち足りた時間を過ごせます。
さいたま市大宮区高鼻町2、TEL 048-644-3782 月曜日定休です。
「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る...」これはお茶を摘む様子を表した唱歌、茶つみの歌。手遊び歌にもなっているフレーズは、誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
八十八夜とは、2月の立春から数えて88日目の5月2日前後。立春は中国から伝来した暦、二十四節気のひとつです。1年の季節の移ろいを24に分けた二十四節気は、古来から農業や林業に携わる人々の間で、日々の営みの目安とされてきました。
お茶農家にとって、新茶を摘むことができるのは1年に1度だけ。農家の1年間の努力は、すべてが新茶のためでもあります。茶葉に栄養を送るため土壌と日照を管理し、初春の霜害から茶葉を守り...それでも一番良いタイミングで収穫できなければ、新茶の美味しさは損なわれてしまうのです。
数々のハードルを越え1年かけて育った茶葉は、農家にとって子どもと同じ様なもの。新茶の収穫には、実に特別な意味があるといえるでしょう。
むさしの園のぼり 600*1800 天竺
備前屋のれん 800*2000 帆布