2013年3月アーカイブ

島根県隠岐郡海士町保々木見の手拭い

保々見手ぬぐい入稿データ [更新済み]のコピー_edited-1.jpg羽田空港から飛行機で鳥取・米子鬼太郎空港へ、そこからバスとフェリーを乗り継いで約6時間半、島根県隠岐の島に豊かな自然に囲まれた素敵な町があります。
  海士町(あまちょう)は島根県隠岐郡である。隠岐諸島島前三島のひとつ・中ノ島に位置する。面積33.5平方キロ、世帯数1,100世帯、人口2,451人(2007年8月末)。
 島のホームページで見た「島の幸福論24の提案」はブータン国王の提案する国民総幸福指数にも匹敵する斬新な発想です。

  • この島で生まれて、この島で育ち、あるいはこの島へ来て生活をし、最後旅立つ時に『ああ、海士町に住んでよかったな』という想いを持って自分の人生を終わる

    海士町のキャッチコピー『ないものはない』という言葉は、
    ①無くてもよい
    ②大事なことはすべてここにある
    という二重の意味をもちます。海士町は都会のように便利ではないし、モノも豊富にあるわけではありません。しかし、自然や郷土の恵みは潤沢で、暮らすために必要なものは充分あり、今あるものの良さを上手に活かしています。

    素直に『ないものはない』と言えてしまう、それこそが海士町の"幸せ"なのかもしれません。
    この手拭は海士町の保々見という地域の四季12ヶ月を、そこに暮らす人たちに消しゴム版画で募集したものを基にデザインされた、誰もが郷愁を覚える、しかしそこに住む人以外誰も手にする事が出来ない、幻のお宝手拭です。

 

 



 

桴の祭展 太鼓まつり 

 001.jpg 桴と書いて「ばち」と読みます。太鼓のばち、ドラムのスティックです。

日本人の心の楽器である和太鼓の響きは、すべての人に共感を与えます。子供から大人まで楽しむ事ができ、スポーツに通じる達成感や爽快感も与えてくれるため創作太鼓は音楽の一分野としての地位を確立しています。   様々な音色の和太鼓を組み合わせ、複数の奏者が演奏する組太鼓は、今や和太鼓音楽の基本形式といえます。太鼓の種類や数などの音楽的要素に、太鼓の配置や奏者の振り、動きなどの視覚的要素も加わる総合芸術です。
 3月17日、川越市民会館で第21回彩の国埼玉「桴の祭典」が行われました。
写真は皆野町の郷芸銀美露(ぎんびろばあ)というグループで、太鼓だけでなく、笛、民謡、踊りを組み合わせた、子供の時の村祭を思い出す、ハレの郷愁をさそう懐かしい調べでした。

海士町集落支援員

Iターン.jpeg  日本海の島根半島沖合約60Kmに浮かぶ隠岐諸島の中の一つ中ノ島を「海士町」といい1島1町の小さな島。(面積33.46k㎡、周囲89.1㎞)
 対馬暖流の影響を受けた豊かな海と、名水百選(天川の水)に選ばれた豊富な湧水に恵まれ、自給自足のできる半農半漁の島。
 地域の実情に詳しく、集落対策の推進に関してノウハウ・知見を有した人材が、地方自治体からの委嘱を受け、市町村職員と連携し、 集落への「目配り」として集落の巡回、状況把握等を実施するために、総務省は集落支援員という制度を設置しています。

 「少子高齢化などの課題を多く抱えながらも、積極的に地域活性化に取り組んでいる離島、海士町。 この島を将来に渡って持続していくためには、町を構成する14集落それぞれについて的確な支援を行っていく人材が欠かせません。 

 そこで、平成22年度に実施した「集落診断」(実態把握調査)の結果をもとに、23年度24年度には集落支援員を配置し活動しました。
 海士町の各地区を何とかしたいという志のある方、やる気と元気にあふれている方の応募をお待ちしております。」とのことです。https://www.facebook.com/ama14chiku

 集落支援員という言葉を知り、日本は広い日本人は強い。日本の若者はまだまだ元気だと安心しました。海士町は特に若い人が移住しやすいように町を挙げて積極的に推進しているとのことで、「Iターン恵みのの島」として本日の読売新聞に掲載されていました。

 

クラウド アトラス

200.jpg クラウド(雲)という言葉が今風です。アトラスはマップ(地図)を束ねて本にしたものだそうです。というかピアノの曲名だそうです。
19世紀の南太平洋を船で旅するサンフランシスコ出身の公証人。
第二次大戦前のベルギーで天才作曲家に師事する若き音楽家。
1970年代のアメリカ西海岸で原発の不正を追及する女性ジャーナリスト。
現代ロンドンでインチキ出版社を営む老編集者。
近未来の韓国でウエイトレスとして生きるレプリカント、ソンミ451。
遠い未来のハワイで人類絶滅の危機を迎える文明の守り手。
身体のどこかに不思議な彗星のあざを持つ主人公たちが、支配と暴力と抑圧に抗して叫びをあげる。
オムニバス(グランドホテル)ものといえば一定の日時に同時多発的に物語が進行するものと思っていたが、この映画は今まで見たことのない進行でした。基の本は是非読みたいと思いました。
 同じ登場人物が信じられないほどのメイクアップで色々な時代に登場するのでエンドタイトルで初めて同じ俳優だったのかと知り、それもお楽しみです。輪廻転生、因果応報、諸行無常など四文字熟語を思った作品でした。

フライト

  343694view001.jpg彼は英雄か、それとも終身刑の犯罪者か?というサブタイトルの乗り物パニック冒険物かと思っていました。フロリダ州オーランド発アトランタ行きのジェッ旅客機が突然の低気圧とエンジンの故障で、急降下のまま墜落しそうになるが、ベテラン機長ウイトカーの天才的な操縦と機転で背面飛行で切り抜け、パブティスト協会の尖塔を破壊しながらも草原に不時着させる。ウイトカーはいわゆるアル中で、家族にも愛想をつかれ、酒のみか覚せい剤も日常的に吸う危ない機長であった。

 酩酊して倒れるまで酒を飲み、はっきりするために覚せい剤をすうというマッチポンプな日常、仕事も人生も失うことが判っているのに自分ではどちらもやめることが出来ないという、破滅型な人生、しかし大なり小なりジレンマを抱える私たちと同じような普通の人だ。
 教会の尖塔を壊すということが人生の何かの比喩のように感じられ、嘘で固めて逃げt遂せるのに、何かに導かれ最後に自分から罪を認めるという、破滅した後に平安を得ることが出来るということが、先月見たライフオブパイにも似たスピリチュアルなストーリーでした。
 

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