2015年10月アーカイブ

川越祭り 六軒町(半纏、浴衣、手拭)

rokkenn-machi.jpg             今や川越の玄関となっている東武東上線川越駅は、1914年の開通時には無く、翌年の1915年4月1日に川越西町駅として開業しています。私の親の代では西町駅といえば川越駅のことでした
旧市街にある昔の玄関口である川越市駅は、東上鉄道開通時に川越町駅として開業し、1922年12月1日の市制施行とともに現駅名に改名したようです。この駅周辺を代表する(六軒町)に昔から住んでいる人たちには通称「六軒町」駅と呼ばれていたようです。
  六軒町という名の町は日本全国に多数あるようですが、川越市六軒町は町名の由来が調べても判りませんでした。ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
 さて、川越祭りの主役といば山車、旧市街では文化財級の山車をそれぞれの町会が所有しています。

公式サイトによりますと、六軒町の山車は二重鉾、三つ車、廻り舞台、唐破風付きの囃子台。旧十ヶ町以外で最初に作られた山車。明治21年(1888) 大工棟梁の印藤吉五郎作。彫刻は明治34年山田弥三郎の作。昭和36年廻り舞台に改造されたが、三つ車のまま廻り舞台にした唯一の山車。

人形は明治21年(1888)仲秀英作。面は能楽の一つ、式三番の黒式尉(こくしきじょう)と呼ばれる三番叟(さんばんそう)。

囃子は芝金杉流今福囃子連中で、埼玉県無形民俗文化財に指定されていて、六軒町の半纏、浴衣、手拭には三番叟にちなんだ松皮菱がデザインされています。では、その由来は?

吉祥寺秋祭り(半纏、手拭)

 

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武蔵野市吉祥寺といえば、「住みたい街ランキング」でたびたび第一位になるほど、刺激があり活気がある、また歴史ある住宅街として日本中に知れ渡った街です。「学生の街」「サブカルの街」として何時行っても面白いことがありそうな吉祥寺、そこの秋祭りはとても大規模です。
 2015年9月12,13日は「第43回」を迎える「吉祥寺秋祭り」は武蔵野八幡宮の宮神輿が各商店街を渡御し、各町会の神輿が街を練り歩きます。子ども神輿も取り巻く親を巻き込み大騒ぎです。
 当店では平成になってから平和通り商店会、大正祭礼の衣裳を担当させていただいています。

 

宮出しは神馬を先頭にして宮神輿が続き、木遣り、手古舞、武蔵野市の無形文化財・むさしのばやしが渡御に花を添えます。
まち中での神輿同士がすれ違う様や担ぎ手の掛け声も楽しみのひとつです。

神輿連合渡御では全ての神輿が駅前平和通りに集合し祭りのフィナーレを飾ります。

 

砧囃子(半纏)

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砧(きぬた)という言葉は、世田谷区の見解を見ると、「古く7、8世紀のころ、朝廷に納める布を衣板(きぬいた)でたたいて柔らかくし、つやを出すために使った道具から生まれたといわれています。女の人の夜なべ仕事として砧の音が響いたことや、その布を染め、多摩川の清流にさらして洗ったことなどは詩情にもうたわれてきました。」との事です。同じく多摩川沿いにある調布とか布田、染地などと通じるものがあります。砧といえばゴジラ、ウルトラマン発祥の地円谷プロダクション、東宝撮影所がありますね。

 砧三峯神社の祭礼は10月第1週日曜日に日曜日に行われます。たくさんの氏子連中に担がれる神輿は堂々たるもので、年に1日限りの祭礼は大いに盛りあがります。
 砧囃子連は、この日屋台での演奏が披露されました。毎年元旦にも拝殿で演奏されます。

福生神明社の夏祭(半纏、山車の腰巻)

 福生市恒例の「夏祭り」が7月25日(土)・26日(日)に市内全域で一斉に行われました。
48基の神輿と15基の山車が各町会・自治会ごとに威勢の良い掛け声とともに練り歩き、市内各所で賑やかな歓声が上がりました。
中でも一番の盛り上がったのは神輿や山車の競り合いです。各会場には、神輿や山車が続々と集まり、埋め尽くされた見物客が見守る中、勇壮な姿を披露しました。 
  神明社前には入魂式のため福生地区の神輿と山車多数が続々と集結し、気温35度以上の中、山車の上でお囃子が競い、おか目,ひょっとこ、狐などが踊りまくります。多摩地域では整備された自然が多く残り、子供が各流派のお囃子を練習して揃いの半纏で日本の祭り文化を継承していく環境がうらやましいです。

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日高市四本木夏祭の半纏

  8月8日に行われた祭りの集合写真をいただきましたのでアップさせて頂きます。全員がそろう写真は貴重です。
 四本木 UP.jpg四本木 back.jpg 川越市の隣の日高市はここ十数年来、町興し、ふるさと創りの祭りが多くの地区でおこなわれるようになりました。埼玉県有数の観光地 巾着田と、高麗神社で有名な日高市は2005年以降、人口が急増しています。

 四本木地区はJR八高線の高麗川駅西口にあり、平成21年に綺麗に区画整理され大きなショッピングセンターや公園もあり、高額な建造費がかかる大きな山車も新造され町内会の祭りとしては大規模な催しです。
 背紋の四本木マークは、歌舞伎の隈取の顔のようにも見えるし、楕円にちゃんと四本木と収まっているし、すばらしいデザインですね。地元のデザイナーさんの図案です。どこから見てもよく目立っています。生地は綿スラブといって太い糸を紬のように織った、厚いけれど風通りがよさそうな素材です。   http:// stramd.com/
半纏の身頃デザインは一緒ですが、衿は実行委員の夏祭り世話人会と四本木囃子連中があり、それぞれ個人名が片側に入ります。八月8日、九日と二日に渡るお祭りではありますが、年を追うごとに暑くなる気候に対して朝と夕方に行事を行うというのは、これから広まりそうな予感です。

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