宮元とは、「氏神のおひざ元」という言葉からきた呼び名ですが、同時に神社に奉仕する特別な役割を持つ村の人々を指しています。宮元とは、古事記に残る「長袖衆・石垣衆」の伝統を引くものとされています。従って宮本地区の人々は古来から「宮元衆」とか「石垣衆」と呼ばれています。
宮本衆の主な仕事は神職の主宰する祭礼神事に「諸人・もろと」として奉仕する事です。その他に神域の整備や祭具の維持管理など祭礼に関する諸役を務めるのが仕事です。
具体的には、祭礼渡御のお供、神域の整備、神輿出し、祭礼用具の出し入れなどです。
宮元のこれらの諸役は山の手石垣地区の成人男子が務めます。
地元「太神宮社伊勢宮」を本社に台輪2尺5寸の大神輿・1尺8寸の中神輿・1尺3寸の小神輿3基を横町自治会よりお預かりし毎年1月14日の伊勢宮おたや祭での大神輿の展示・中神輿渡御/開運札配付に始まり、7月の上田祇園祭での3基渡御を行っております。白地に背中よの字日向額影の大紋の伴天が目印です。
メンバーは地元3商店街の各商店2代目を中心に、20代から40代までの総勢22名で構成され月一の定例会合を行い、地元の歴史・文化の継承や他県・他市・他団体との神輿をキーワードに交流を行っています。
メンバーは地元3商店街の各商店2代目を中心に、20代から40代までの総勢22名で構成され月一の定例会合を行い、地元の歴史・文化の継承や他県・他市・他団体との神輿をキーワードに交流を行っています。