2023年8月アーカイブ
2023年7月22.23日に越生祭が開催されました。
祭礼の初めは、文化文政(1804〜1830年)の頃からといわれ、祭りの主役である六台の山車は、夕方になると提灯に明かりがともされ曳き回しがはじまります。
新宿町の山車は大正13年、今の青梅市小曽木から購入したと伝えられていて、本柱で屋根などを支える四つ車の屋台型で、屋根に大きな龍の彫刻をのせる。車軸の台木に文政十年丁亥六月吉祥日と墨書がある。 「越生まつり」は、江戸時代から続く、牛頭天王(ごずてんのう)を祀る八坂神社の祇園祭(天王様)が発展したものです。祭典後、越生神社を出立した神輿が町内を練り歩き、夕方から六台の山車の上で繰り広げられる神田囃子の流れを汲む囃子の競演が、華やかな江戸の天下祭の名残を今に伝えています。
今年は山車の舞台上、紫の奉納幕、常盤松の舞台幕、波柄の腰幕、手古舞の子供衣裳など新調のご注文をいただきました。
双柳と書いて「なみやなぎ」と読みます。
現在の境内地西南に老木の並木があり、その中の日本の古柳の元に白狐が並んで姿を現した。以来当地を双柳と呼ぶようになり、それを聞いた弘法大師が稲荷を勧請し、神像を彫刻しこれを祀った」といいます。
双柳稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、延文年間(1356-1360)に当村天台修験教順坊が勧請したと伝えられ、江戸期には双柳村の鎮守社だったといいます。明治5年村社に列格、明治40年八坂社・金比羅社・山王社・愛宕社・山神社・浅間社を合祀しています。
同神社には疫病退散や無病息災などの御利益がある八坂神社が合祀され、夏祭りは八坂神社の祭り。鳥居には地元産のカヤで作られた茅の輪が設置され、参拝者は茅の輪をくぐり、祈りを捧げます。
同神社には疫病退散や無病息災などの御利益がある八坂神社が合祀され、夏祭りは八坂神社の祭り。鳥居には地元産のカヤで作られた茅の輪が設置され、参拝者は茅の輪をくぐり、祈りを捧げます。
今年2023年は大幟を新調しました。幅90cm長さ10m、帆布に黒と朱で染めました。
向かって右の幟には「神者依人之敬増威」神は人の敬(うやまい)に依りてを増し(神様を敬う人の純粋なまごころに触れ、神様のご威光はさらに輝きを増し)
左の幟には「人者衣神之徳添運」人は神の徳に依りて運を添う(神様の広き厚きご神徳のご加護で人は導かれ運を開く)と現しています。