さやま里芋増産倶楽部

 100.jpg                 前回の川越いもに引き続き 今度は狭山の里芋のご紹介です。
狭山市農業青年会議所は、20代~30代の若手農業者で構成される団体です。
37farmers.nousei-sayama.com
一口に「農業」といっても、野菜や米、お茶、花卉、果樹、酪農、造園などなど・・・
様々な農家が集い、互いに協力し合い、刺激し合うことで、農業経営の安定、生産技術の向上を図っています。
埼玉県は里芋生産量は全国3位、狭山市は県内の4分の1を作っているそうです。
 里芋といえば、私は煮物(にんじん、イカ)のつるっとした食感が好きです。普段食べているのは里芋の子芋なんです。
 里芋作りに力を入れる狭山市堀兼地区の若者7人は、里芋のなかでも親芋を用いた料理を提案し、県内のイベントやヨークマートでさといもコロッケなど販売して、狭山の里芋PRをしています。早く食べてみたいです。

川越いも焼酎「富の紅赤」

  003.jpg 川越いもはブランド名です。川越市内にある芋畑は前述の彦兵衛さんののようにわずかで、隣接する埼玉県入間郡三芳町の上富地区は、武蔵野の平地林や短冊形の地割りなど、三富開拓の面影を今なお残す川越いもの大生産地です。街道沿いに向き合う農家はどれも大農家で、屋敷の裏に大きな畑があり、またその裏に平地林が整然と広がっています。「富の川越いも」は、平地林の落ち葉を掃き集め、完熟させた堆肥を畑に施す循環型農法により、丹精込めて育てられた逸品です。その芋を基にした焼酎が川越いも焼酎「富の紅赤」として、おととしより川越ブランド食品として売り出されました。
 いも焼酎では「川越」という有名な焼酎がありますが、これは宮崎県の川越酒造場のものです。紛らわしいですが、どちらも飲んで酔えばおいしいことは同じですね。

大奥

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「十三人の刺客」の翌週「大奥」を観ました。疫病で若い男が激減、男の仕事も女がやらざるを得ず、将軍家といえ女が継いでいる。だけど宝塚では毎度おなじみで違和感はありません。しかし大奥には病気にならなかった、いい男ばかり3000人、退廃的に権力闘争しています。
 柴咲コウが徳川吉宗、あの暴れん坊将軍です。劇中白馬に乗って颯爽と走ります。声がアニメっぽいです。
 嵐の二宮が果たしていい男なのか?特にファンではないのでどうでもいいですが。
原作は漫画だそうですが、俳優はギャグに走らず、まじめに演じているので、ちゃんとした時代劇になっています。エンディングの曲は嵐のDear_Snow、この映画の軽快さ、面白さにぴったりです。思わず歌ってしまいそうです。十代の女子のがグループが多かったような気がします。彼女たちにすれば、立派な痛快時代劇です。

川越いも 彦兵衛

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秋はサツマイモのシーズンです。私の町の自治会行事でも、中川農園で芋掘りがありました。広大な畑に、芋の埋まった畝が延々と続き、その一角を100人以上の子供たち、大人が一生懸命に掘ります。彦兵衛は中川農園様の直売店です。大きな暖簾を作っていただきました。昔はふかして食べたものですが、焼き芋屋やスーパーで焼いたものを食べ慣れたせいか、最近は鍋で焼いて食べることのほうが多いと思います。そのほうが美味しいと思います。

 紅赤といわれる、ベニアズマが主で、ほくほくと美味しいいもが、川越いもの主流になりました。現在の川越のサツマイモを更に有名にしたのは、今の皇太子が幼稚園のころ川越にサツマイモ堀りに来られたことから『いもほり観光』が盛んになったことによります。
  『川越いも』といえど川越の周辺は水田であり、実際に栽培されているのは主に川越の南方向にあたる三芳町、大井町、所沢の三富地域や新座市の畑作地域です。これらの地域は武蔵野の雑木林と重なります。関東ローム層と言われるサツマイモに適した土壌を雑木林の落ち葉である腐葉土が地力をつけてきました。腐葉土は地力をつけるために使われていましたが、今流に言えば有機農業という環境に優しい農業が行われていたのです。これは引用です。
 

浅間下源八親方刺子半纏

  刺子半纏の特徴がよくわかります。肉厚の二重生地に黒刺子が粋です。
源八親方は、植木屋さんです。既に引退なさっていますが、息子さんが誕生日のお祝いにプレゼントするとのことです。埼玉県の人は皆親孝行ですね。
 ご注文にいらっしゃったとき、源八様は既に龍の絵柄の刺子半纏を着ていました。帯をぐるぐるっと巻いて、半纏を着慣れているというか、写真で見た江戸、明治の昔の職人さんが、今によみがえったと思うほど似合っていました。
 お祭り半纏もいいですが、職人さんが着こなすかっこいい半纏も、若者にアピールしてゆけば、日本の風景も変わるなと思います。
 源八親方、お元気にお過ごしください。DSC00505.jpg

庭師 流石屋

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流石屋様は庭師というか造園師です。実際の仕事に半纏を着て作業している人は最近は見たことがありませんが、植木屋さんの半纏姿は秋の風物詩ですね。仕事柄、枝に絡まないように袖を細く長く作るようです。、昨年変わった意匠の半纏を作っていただきました。今度はまた、総柄の手拭いのご注文をいただきました。図案はマキまたはキマと読める気がします。図案の由来を聞き忘れました。
文字の繰り返しというデザインは、いつの時代にもPOPですね。
 今年はスズメバチの被害が多いようです。お気をつけ下さい。

百田尚樹

300px-A6M3_Model22_UI105_Nishizawa.jpg                              「永遠の0」「ボックス」警察小説の面白さ以外に久しぶりにすごい本に巡り合いました。エンタメではなく、文学です。なんといっても最高の文章能力。口語体でメールを打つ自分が恥ずかしいです。好いた惚れたで不安神経症になる温い恋愛小説を書く小説家は嫉妬でいたたまれなくなるのではないでしょうか?
 ヒーローは自ら語らず、回りの近い人たちが回想しながら物語を進めます。あるときは持ち上げ、あるときは蔑む。自然に湧き起こる、共感、愛、不自然さは全くなく、ただただ読み進みます。
 絶対子供に読ませたい本です。

鯉の滝登り

1008.jpg 若い伸び盛りの俳優さんの手拭いを染めました。鯉の滝登りのようにきっと日本を代表する役者さんになると思います。

 登龍門(とうりゅうもん)とは、成功へと至るために乗り越えなければならない難しい関門のことをいうことわざ。特に立身出世のための関門、あるいはただ単にその糸口という意味で用いられる。鯉の滝登りともいわれ、鯉のぼりという風習の元になっている。流れの急な龍門という河を登りきった鯉は龍になるという伝説になぞらえて、「竜門に登った」と形容したという。

 

鉞組手拭い

201010271 .jpg                 鉞組(まさかりくみ)様より刺子半纏に続き、手拭いのご注文をいただきました。
丸に鳶、鉞と入っています。市場の魚河岸マークに似て、威勢の良い書体です。
特岡生地100cm上がりです。
 

鉞組刺子半纏

 55555.jpg はじめてこの文字を見て読める方は少ないと思います。鉞かついだ金太郎。岐阜県高山市の建設会社まさかりくみ様です。
 刺子の半纏を作っていただきました。刺子は厚みがあるため大変重い生地です。一昔前は、消防団のユニフォームといえば背中に〇消マーク、赤と黒色で災害救助、山狩り、火の用心などニュースでよく目にした方も多かったと思います。また、表面が白と黒の割合が半分づつなので、小さい文字は判読しにくいです。また染めるのに手間がかかるの高価です。しかし、これ一枚羽織っていいるだけで、周りの人に一目置かれること間違いなしです。半纏に帯を締めることが少なくなってきましたが、これには胸元近くにグルグル巻くと、いわゆるプロの雰囲気です。

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