青梅大祭 天ケ瀬町囃子連(半纏)

 1bad201ed04a574368f4471e0da4c4be_00d2e93af4cf269982e360efa42948f3.jpg    青梅大祭は、住吉神社青梅大祭、青梅祭り、住吉祭礼とも言われ、例年4月28日~5月3日の6日間にわたり行われる東京都青梅市の最大のお祭りです。

 また、5月2日に山車が各町内を練り歩き、翌日の3日には、交通規制が青梅街道に敷かれて、各町の12基の山車が出揃い、山車同士がすれ違う時に、台座を回転させて相手の山車に向き合ってお囃子をやりあいます(ひっかわせ)。
 青梅大祭に参加する23の囃子連のうち、19団体が集まって結成されているのが「青梅 囃粋會(そうすいかい)」です。
 伝統芸能の継承はもちろん、地域活性かのための様々な活動を展開中で、お祭りをさらに盛り上げていこうとの意気込みに燃えています。
 天ケ瀬町の山車の囃子連は「天ヶ瀬町囃子連」で昭和52年に結成されました。山車のデザインは、町内にある天ヶ瀬淵伝説の龍と金剛寺にちなみ、平成7年に作られました。
 

川越市 綾部工務店(半纏)

DSC00646.jpgDSC00649.jpg     綾部工務店では、建て主さんが望む家づくりを、設計・施工の面でお手伝いします。国産材の無垢材を大工が手刻みし「木組土壁の家」として造るのを、基本としています。

 山に育った木々を使い、庭や田畑の土を家族や近所の人たちと共に練り上げ、職人は技術を出し切り、良い仕事をする。身近の材料と地域の力、そして職人の技術。それが三位一体となって、家づくりはなされてきました。それは、建物という成果物を生むだけでなく、家族や地域とのつながりをより深めるプロセスでもありました。

ところが、いつの頃からか、家は「つくるもの」というより「買うもの」になり、どこで採れたか分からない素材を使い、どこから来たか分からない職人に仕事を委ねるようになってしまいました。山は木で溢れているのに、地球の反対側から材木を運んでくるという矛盾。約20〜30数年で住まれなくなる家は、巨大な粗大ゴミとなり、土に還ることもなくなってしまいました。

家づくりが「暮らし」から乖離し、産業化していく中で失われたものを、もう一度家づくりを通して取り戻しませんか? 家族の力、人とのつながり、風土や自然との融合を結び直します。あなたの代だけでなく、ずっと愛され、時を経てますます魅力をまし、長く住み継いでいけるような家を、私たちと一緒ににつくりませんか?

 綾部孝司 一級建築士、一級建築施工管理技士、宅地建物取引主任者、NPO法人蔵の会デザイン副部長
 有限会社 綾部工務店
 〒350-0831 埼玉県川越市大字府川265番地
 TEL 049-224-0493

iinuma.jpgsennsei.jpg小倉様のれん.jpg    書道界屈指の人気実力書家 有岡陖崖氏の書をもとに(許可を得て)暖簾を染めました。(なを、お名前の陖の字は正しくは編と旁が逆ですが、ワープロに無い為暫定に使用させていただきます。)

1 盟友 900*1800 綿紬 
2 風従虎 700*1500 綿紬
3 生きる 800*1500 綿紬


これは聞きかじりです。  教科書などの教育書道は、横画を引くときは、筆をななめに入れて、終筆まで、筆先は上側のまま進みます。縦画も、筆はななめに入れて、筆先は、左側のまま終筆まで進みます。
  ですが、中鋒といい、筆先を、線の中心にして進む運筆をします。線質が強く、厳しくなると言われています。
 
有岡 陖崖 略歴:
1950年 福岡県太宰府市生まれ、青山杉雨に師事。
現在 公益社団法人日展会員、公益財団法人全国書美術振興会理事/「日本の書展」現代書壇代表作家、読売書法会常任理事、和洋女子大学講師
現在 川越市新宿町にお住まいです。

中村八幡神社例大祭(半纏)

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 社裏の一角に「首つぎ地蔵尊」というのがあります。この地蔵尊はかつては首と体が別々の状態で神社の裏道にあったそう。あるとき、2人の信心深い者の夢枕に地蔵尊が現れ、首と体をつなげて欲しいという地蔵尊の願いを察した人々によって首と体がつながれたといわれています。
 昭和初期の不況時代に(首切り)リストラを免れようとした参詣者で賑わったらしいです。
 

中村八幡神社のお祭は、毎年9月の第二土曜日曜に執り行われます。夜店や奉納演芸会もあり、二年に一回宮神輿も巡行致します。

今回の宮神輿は平成29年ですが、陰と言われている年も、中村にある7つの睦会や、神輿の会では子供神輿や山車などを出したりします。

半纏は丸紡26貫、ネズ地に紺の籠目です。
豊壱の紺半纏にエンジの手拭いを切らないで3mから4mを帯にして巻くのもかっこいいですね。

 

削ろう会(夢削志かんな会)(半纏)

 袢天 磨鉋技.jpg43944_20150625080325-1.jpg    今日のテレビ「世界びっくり映像」でも取り上げていました。 

「削ろう会」(けずろうかい)とは

鉋(かんな)削りをはじめ、手道具や伝統技術の可能性を追求する会で年に2回の大会が日本全国持ち回りで開催されています。日本の大工だけでなく世界中のカーペンターも技を競います。

鉋屑は本来、仕事の副産物であり、ふつうなら捨てられてしまうものですが、大の大人を夢中にさせる奥深さがあります。

その厚みわずか数ミクロン(1000分の1ミリ)という極限に達するまでには、研ぎや台の調整など数々の習練と工夫を要します。
また、削り手(当会では「削リスト」と呼んでいます)だけではなく、鉋鍛冶など道具のつくり手の習練や工夫も積み重なっており、いわば技の結晶のようなものなのです。 
 名人の薄く均一な削り屑は向こう側が透けることはもちろん、まるで絹のような光沢があります。
 永六輔氏は「削り華」と命名されました。 
 削ろう会は道具の使い手とつくり手との交流の場でもあります。全国大会の会場で道具の展示販売をする際も、けして商売だけが目的ではなく、使い手とつくり手が顔を合わせ意見交換をする機会となっています。

 埼玉県の職人さんたちが 夢削志(むさしと読みます。武蔵のことです)かんな会の半纏を着て会場入りしました。背紋は鉋の刃、腰柄には磨、鉋、技(みがき)と角字で入れました。

青梅市 今寺囃子連(山車の幕)

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 青梅市の常磐樹神社春の例大祭が平成30年3月31日(土)の宵宮から始まり、翌4月1日(日)の本宮と挙行されました。山車の引き回し、子供会による神輿の練り歩きなど地域に根ざした祭やイベントが1年中あって明るい町です。今年は桜の開花も早く、また、好天に恵まれ暖かな日が続きました。

 昨年までは近隣の神社より山車をお借りしての巡行となっていましたが念願の自前の山車となり今までにない盛り上がりを見せました。

 この山車は昭和48年に福生市の志茂第二町会で製作され使用していた山車を平成20年に新調するにあたり、羽村市の五ノ神社が譲り受け、装飾を施されながら使用して五ノ神社でも平成30年に山車を新調することになり、平成29年8月に常磐樹神社へ譲渡された廻り舞台を擁する山車です。

 本年は山車のお披露目となり奉納幕と腰幕の製作を急遽井上染工場様にお願いすることとなり、迅速な対応で例大祭に間に合いました。

本当にありがとうございました。

 

また、常磐樹神社に所属する今寺囃子連は平成15年5月に神社のご尽力により発足した囃子連です。

 囃子は目黒流船橋派で味のある絡みが特徴です。

会員数は現在小学校5年生から大人まで約20名と少ないですが、お祭りのみならず地域のさまざまな行事にも参加しお囃子を披露しています。

 まだまだ若い囃子連ですが地域の活性化に貢献し、盛り上げていこうと活動しています。

 

本年は山車の上幕と腰幕を新調していただきました。上幕は幅410cm、天地25cm、縮緬製。腰幕は1400cm、天地60cm綿シャークスキン製です。

映画「たたら侍」と 優古堂(暖簾)

81fHkM3TwhL__SL1500_.jpg3-0.jpg     昨年2017年上映された映画で、キャスト、スタッフに恵まれ撮影中から前評判が高く、宣伝にも力が入っていたのに、観た後すぐに、出演者の不祥事により中止になってしまいました。残念

 物語の主人公の伍介は、古代の製鉄技法「たたら吹き」を司る村下の後継者という設定で描かれる。この「たたら吹き」は、1300年以上前から日本に伝わる伝統技法で、現代の世においても、唯一奥出雲で毎年1月下旬から2月上旬にかけ日本美術刀剣保存協会によって操業が続けられている。「たたら吹き」よって生まれる玉鋼は、純鉄として最高レベルのもので現在の最先端の技術を持ってしても、この精度の鉄を作り出すことは難しいと言われている。繊細かつしなやかであることから世界で高い評価を受ける日本刀は、玉鋼が無ければ造ることはできないというのである。本作の撮影にあたり、日本美術刀剣保存協会、日立金属の全面協力のもと、オープンセット内に再現された高殿(たかどの)で、現代の村下、木原氏の監修のもと実際に地下構造までを造り、中世の「たたら吹き」を再現しての撮影を実現させ、たたら炉に燃えるリアルな炎の色や動きをフィルムに収めている。ここにも本物を求めこだわっている。  

映画を観た後に、タイミング良く当店と同じ町内に新しく開店した刀剣屋さんより暖簾のご注文をいただきました。「たたら吹き」で生まれた真剣というものはとてもきれいで引き込まれます。

店名 川越 優古堂
埼玉県川越市新宿町1-9-13
電話番号 049-249-0700
メール katana@yukodo.net
web site http://yukodo.net

毛呂山町の流鏑馬2017(半纏)

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 特に秋の流鏑馬は、15歳前後の少年が乗り子となり、祭りの日まで禊を繰り返して流鏑馬にのぞみます。

 毎年9月から10月下旬にかけて、毛呂本郷の的宿では祭具作りが行われ、各祭馬区でも馬小屋や祭具を準備します。氏子総代が馬場に柵を設ける馬場結いもこの時期に行われます。

 出雲伊波比神社の流鏑馬は、第一祭礼区(毛呂本郷)、第二祭礼区(小田谷と長瀬)、第三祭礼区(岩井と前久保)の3つの祭礼区の人たちが担い手となります。各祭礼区は、さらに祭馬区に分かれ、実際の運営は、輪番制による担当祭馬区が行います。

 祭馬区ごとに、役ごとに応じた半纏を着用するので、上から見ると普段人の少ない境内に花が咲いたように鮮やかで、賑わい振りが伝わりますね。

  

004_l.jpg    スターバックスコーヒージャパンは19日、川越のシンボル「時の鐘」がある鐘つき通りに江戸風情を感じさせる「川越鐘つき通り店」をオープンしました。

(以下埼玉新聞より) 川越の伝統的な蔵造りのまち並みを尊重したデザインが特徴。外装の木材には埼玉県産の杉材を使用。接客窓口となるバーカウンターは、川越の蔵で使用されている江戸黒漆喰(しっくい)や白漆喰をイメージした素材とした。

 また川越に江戸時代から伝わる綿織物「川越唐桟(とうざん)」をベンチシートの背当てに用いるなど、同店独自の特別な空間を演出。「地域とのつながりを意識し、川越のエッセンスを加えた」(スターバックス広報)という。

 店舗面積は219平方メートル。席数は店内が56席、テラス席が21席。店舗中央には中庭を、店舗奥には緑豊かな庭園を設け、庭を眺めながらゆっくりとした雰囲気でコーヒーを楽しめる。

 暖簾は幅1200高さ2150mm 麻生平製です。19日は月曜日、曇り空でしたが、店内立錐の余地なく大繁盛でした。

あられ柄手拭(今成栗原土建)

imanari  kurihara.jpg   「霰(あられ)」とは、空から舞い落ちる、細かい氷の粒のこと。 気温が0度近くなり、雪が氷に変わり「霰(あられ)」となります。

 雨と雪が交じって降る重みのある「霙(みぞれ)」や、粒の大きな「雹(ひょう)」と違って、細かくパラパラと美しく空を舞い、かすかな音をたてて地面に飛び跳ねるのが「霰(あられ)」。「大小あられ」文様は、江戸時代の薩摩島津藩の定め柄でした。 昨年の大河ドラマ「篤姫」で、高橋英樹さん演じる島津斉彬や、瑛太さん演じる小松帯刀が江戸城に上がり将軍様にお目通りを許された際に身にまとっていた「裃(かみしも)」の柄が「大小あられ」文様でした。 「大小あられ」は、江戸小紋の文様の中でも人気の高い文様のひとつです。

 「鮫(さめ)」「行儀(ぎょうぎ)」「通し(とおし)」の江戸小紋三役に、「縞(万筋)」「大小あられ」を加えて江戸小紋五役といいます。 三役、五役の文様は紋を入れることで略礼装とすることができる「格」のある文様です。
 今成町の栗原土建様の手拭いは、この大小あられ柄をベースに纏の標識部【陀志】(だし)の田とあるのは「よ組」の担当地区であり、大岡越前守が授けたと言われています。下には千社札に今成栗原あしらった粋な組み合わせです。

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