牛若囃子連(手拭い)

牛若囃子連.jpg136779986007413126647_19.jpg 川越市元町一丁目の山車には屋根に牛若丸の人形が載っていることから「牛若丸の山車」と言われます。お囃子は牛若囃子連によって演奏されます。

牛若囃子連は昭和45年「元一囃子会」として発足

囃子を川島村(現川島町)飯島囃子連より教わる。
同年10月、名称を「牛若囃子連」と町内会より命名される。

昭和47年川島・飯島囃子連の師匠先である、吉見村(現吉見町)
飯島新田囃子連より指導を受ける。

昭和49年、東京蔵前の若山胤雄先生より、江戸囃子・寿獅子を習う。

【主な年間スケジュール】
元旦 寿獅子にて町内回り
5月4/5日 町内稲荷神社祭礼にて山車の展示と居囃子
7月第4土/日曜日 東松山祇園祭 本町中央の屋台にて、囃子方として参加
7月下旬 川越百万灯祭り
10月第3土曜/日曜 川越まつりに参加します。

今回染めた手拭は 牛若丸からイメージされるモチーフを散りばめた、手拭のイメージから大きくブッ飛んだ意匠で、牛若囃子連黒川会長の奥様がデザインされました。手拭として使うのが惜しくなるようなアート作品ですね。

 inari2018.png   初午(はつうま)。牛ではなく、午(馬)です。初午とは2月最初の午の日を言います。午は十二支の一つで、その昔、日付は数字でなく、十二支を使って表現されていました。

 2018年の初午は2月7日(水)になります。初午は、711年に京都の伏見稲大社に祀られている、五穀を司る農業神の宇迦之御魂が初午の日に伊奈利山に降臨された日といわれています。
 降臨された日に初午祭が催され、稲荷伏見大社に「初午詣」をするようになり、その後農村では五穀豊穣を願う祭りとなり、街中では商家が商売繁盛を願う祭りを行なう日となりました。
 元々は春先の行事でしたが、新暦では最も寒い時期の行事になるため、川越池辺地区では3月3日の三の午の日に行われました。今日は風もなくとても暖かい日となりました。祭殿には稲荷寿司がたくさんお供えされていました。

最近流行っている言葉で、「い・な・り」の 3文字は、それぞれ「命・名・利」に通じることから、3つのいなり寿司を食べると良い、願いの数のいなり寿司を食べると良いということも言われます。

戌年の手拭

DSC00514.jpg    新年明けましておめでとうございます。
 今年は戌年です。どうして犬が戌なのかわかりませんが、十二支の動物の文字はほとんど学校で習うものと違います。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥のうち何文字読み書きできるでしょう?
 それは置いといて、今年も干支キャラクターの手拭を染めました。染める技術は熟練の賜物ですが、問題は意匠、デザインです。子犬と縁起物(松竹梅や巴紋)の組み合わせ、新年の寿ぎを感じていただけると幸いです。
 

毛長神社氏子総代(半纏) 

毛長神社1.jpg毛長神社2.jpg    全国でも珍しい「女性の長い髪の毛」を御神体とする神社。谷塚駅の南西約2kmの毛長川沿い(草加市新里町343)に鎮座する。創建ははっきりしないが、棟札の写しには享保10(1725)年9月25日修築の記録があることから、300年ほど前と推定される。

髪の主は素戔嗚尊の妹姫、村の長者の娘など諸説ある。鳥居は白の御影石造で、もとは水戸藩の屋敷内にあった鳥居を出入りの商人が譲り受け、神社の氏子の願いで移設したという。
 明治御一新の際、祭神を確定すべきとの宣布により、祭神不詳であったため、新たに大己貴命(おおなむち)とした。故に毛長神社は、倉稲魂神(うかのみたま)・別雷槌神(わけいかづち)を併せて三柱というとのことです。
 この地で天保4年創業、7代目吉岡工務店を営む吉岡京六様より、奉納の半纏のご注文を頂きました。
着丈90cm 生地は綿紬。腰の波柄は鬼瓦、衿の紋は十六連珠鞠左三巴は軒丸瓦にあった模様を用いました。

川越まつり 新宿町(浴衣)

!cid_A3145DE9-9D46-40C4-8137-EB39695ECAF0.jpg!cid_26C198E0-9853-498A-A62E-ADFA5C70090F.jpg     10月14.15日川越まつりが行われました。川越まつりは、江戸「天下祭」の様式や風流を今に伝える貴重な都市型祭礼として360年の時代を超えて守り、川越独特の特色を加えながら発展してきました。今年はユネスコ無形文化遺産に登録されました。

 川越祭りの囃子は、文化、文政の時代に江戸から伝わったものです。流派は王蔵流、芝金杉流、堤崎流に大別され、いずれも山車の移り変わりにともない、独自の改良を重ねて発展してきました。
 私の町内、新宿町(あらじゅくまち)の囃子連では紺の浴衣がありましたが、今年ニューバージョンの金茶の揃いを染めました。

 

 

埼玉新聞に掲載されました。

 2017年9月21日発行の埼玉新聞に、弊社の記事が掲載されました。
中島記者の、一を聞いて十を知る文章力に感動しました!
 

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 1505118106823.jpg猪狩.jpg     

鷲(わしじんじゃ)神社は、東京都足立区の、東京スカイツリーライン西新井駅より徒歩17分の位置にある、島根地区の鎮守守です。昔、当地は入り江の中で、島の根のように出た地で、神々が船で上陸した場所とされ、日本武尊が、その神々を祀ったと伝えられています。このことから日本武尊を称えて大鷲尊や浮島明神と称され、文保2年(1318)に中興しました。

 2017年の鷲神社の例大祭は9月9、10日に行われました。

有限会社 詠廣建設(えいこうけんせつ)は代々鷲神社の氏子で鳶の会社です。この度、猪狩社長の衿名で半纏を作っていただきました。
 背紋は町火消しの代紋で纏に二番(組)とあります。衿の後ろに沢鷹(おもだか)の紋、腰柄は大工と抜いてあります。生地は夏用にシャンタンです。

 

satte 2.jpgsatte 1.jpg 幸手市は、埼玉県の北東部に位置し、古くから日光街道の宿場町として栄えてきました。戦後は、東京のベッドタウンとして人口が増加しました。  市の北側にある権現堂堤は、春は桜と菜の花、梅雨は紫陽花、秋は曼珠沙華、冬は水仙と四季折々の花を楽しむ公園として、市民の憩いの場となっています。    300年近い歴史と伝統を誇る幸手夏祭り。「関東三大神輿」のひとつに数えられている華麗な神輿が宮出しされ祭りが始まり、子ども神輿や、全町の山車がお囃子とともに練り歩き、市内が賑わいます。荒宿、仲町、久喜町、助町、天神町、東町、北町が豪華絢爛な神輿を担ぎ、街を練り歩く姿が圧巻です。最終日には7台の山車が駅前の坂を駆け上がり、力強さを競う「花山」が行われ盛り上がります。

 今年は7月9日に大神輿渡御、7月15日、16日と山車曳き回しと今年一番の暑さの中、熱気の入ったロングランです。
天神町(中一丁目)の山車の天蓋(ひさし)と腰幕のご注文を頂きました。町内在住の折原様の書かれた天神の筆文字と、梅鉢の紋が鮮やかに目を引きます。

稲荷山神輿会(半纏)

1500440991207.jpg1500440842550.jpg1500440211585.jpg1500440295022.jpg    千曲市(ちくまし)は 長野県北部、北信地方の千曲川中流域に位置する人口約6万人の市です。江戸期善光寺街道の最大の宿場町として、また明治期に北信随一の商都として栄えた稲荷山宿があり、交通の要衝でした。科野 さらしなの里 千曲です。

 稲荷山祇園祭は230年余の歴史と文化を誇り、疫病退散と祈願として尊崇を高め,時代とともに五穀豊穣・家内安全・庶民の娯楽として変わってきたお祭りです。
 平成24年6月には千曲市の無形民俗文化財に指定されています。

 稲荷山神輿会は、平成16年6月26日に稲荷山全町住民より郷土を愛し稲荷山の伝統を守り継承する同志を募り35名で発足いたしました。
 発足のきっかけは、平成16年4月、近年祇園祭当番経験区長5名の方々が、神輿担ぎ手の老齢化、祭り伝統への意識の薄れ、特に戸数の少ない区民より担ぎ手不足の心配の声があがり、それらをふまえて会合を持った要望提案書が稲荷山区長会、氏子総代会へ提出されたことに始まります。5つほど提案事項がありましたが、その中の最大のテーマは、神輿担ぎ手不足でありました。
 こうした経緯の中、平成26年度は男性会員71名、女性18名、計89名という大変大きな団体に成ってきております。
 

伊勢町祗園祭 下乃町若連(半纏)

 002.jpg003.jpg         9月第一土曜・日曜日に群馬県中之条町大字伊勢町で毎年行われる伊勢町祗園祭は、「半年にわたる農作業の疲れを癒し、豊かな恵みを髪に感謝すること」と、「伝染病発生の多いこの時期の、疫封じの神「牛頭(ごず)天王(てんのう)への信仰」という、二つの意味が合わさった行事と言われています。

 祭りでは、千人踊りや八木節ほか各種イベントも行われ、大勢の人で賑わいます。
 伊勢町下乃町は、若者衆百数十名、子供衆役六十名のみなぎる力を中心に、今日までの先輩から受け継いでいる伝統を絶やさぬよう大切にし伊勢町祗園祭を続けています。

 下乃町は茶半纏をトレードマークに楽しく・賑やかに誰でもよってもらえるよう盛り上げています。
お祭り広場では、生バンド演奏・ビンゴ大会や生ビール・ジュースの販売をしていますので、ぜひ、下乃町のあそび場に来て・見て・楽しんでください。

 

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