文化用水と称し、今は木島用水(堀)と名を変えている。
旧帝国繊維西工場の南西端に接して架けられた文化橋の名は、文化用水に架けられたことから由来している。
その歴史ある橋名から、文化橋町と名づけられた。
大正13年から今宮神社の付け祭に参加、戦後は宇都宮から屋台を借りていたが、市制10周年を期し、昭和33年に花屋台(白木屋台)が新造された。
練馬区中村にある中村八幡神社では、2025年も例大祭が開催されます!(9月13,14日)。
江戸時代前半に築かれた歴史ある本殿を誇る神社で、400年近く続く伝統の祭りを体感できます。例大祭では、神社の氏子地域を練り歩く勇壮な神輿渡御がメインイベント。威勢の良い掛け声と、地域住民の熱気に満ちた神輿の行列は圧巻です。
神輿渡御以外にも、境内には多くの屋台が立ち並び、焼きそばやたこ焼き、わたあめなど、子供も大人も楽しめる様々な屋台グルメが勢ぞろい。さらに、日本の伝統芸能である神楽の奉納もあり、神々への舞を通して五穀豊穣や無病息災を祈願します。
歴史と伝統、そして活気に満ちた中村八幡神社の例大祭は、練馬区の秋の風物詩として、多くの人々を魅了し続けています。家族連れで、友人同士で、ぜひこの機会に訪れて、日本の伝統文化に触れてみませんか?
例大祭のメインイベントである神輿渡御は、氏子地域を巡行する神輿の行列です。氏子たちが威勢の良い掛け声とともに神輿を担ぎ、地域全体が一体となって祭りを盛り上げます。 神輿の勇壮な姿と、沿道からの熱気あふれる声援は、まさに圧巻の一言。 練馬区中村の街に響き渡る掛け声と、神輿の渡御は、この地域に息づく伝統と活気を象徴する、見逃せないイベントです。
久喜提燈まつり「天王様」は、旧久喜町の鎮守である八雲神社の祭礼です。
天明3年(1783年)の浅間山の大噴火で、桑をはじめ夏作物が全滅したことによる、生活苦、社会不安などを取り除くため、祭礼用の山車を曳き廻して豊作を祈願したのが始まりと伝えられ、240余年の歴史と伝統を誇る祭りです。
祭りは毎年7月12日から18日に行われます。7町内から7台の山車が繰り出され、昼間は、神話などから題材をとった人物の人形を山車の上に飾り立て、町内を曳き廻します。夜は、人形を取りはずし、山車の四面に約500個の提燈を飾りつけた、提燈山車に早変わりします。
この提燈山車は夏の夜を彩るイベントとして最大の見どころとなっています。町内の若い衆が、賑やかな笛や鉦・太鼓のお囃子にのせ、関東一と言われる山車を回転させたりして、市内を巡行する様はまさに圧巻です。
夜は、四面に提燈をつけた山車を曳き廻します。
午後8時すぎには、久喜駅西口ロータリーに、提燈山車が集合して、山車をぶつけあったり、回転したりします。久喜駅西口周辺は多くの見物客で賑わい、祭りにおける一番の見所となっています。
長野県最古の温泉地『別所温泉』は、文化庁の「日本遺産」に認定された上田市・塩田平の西側に位置します。温泉は、厄除観音として有名な「北向観音」の地下から湧き出る弱アルカリ性の"美人の湯"。13の温泉旅館や3つの外湯(共同浴場)などが集結しています。
『別所温泉』の由来は諸説あり、ヤマトタケルが発見したとの伝承や、枕草子に登場する「七久里の湯」が起源との説も。平安時代、鬼女退治に訪れた平維茂が北向観音に参詣し、後に成功を収めたことから、別業(別荘)を建てた場所=別所と呼ばれるようになったといわれています。
海野町(うんのまち)商店街は長野県上田市にある小さな店が並ぶ明るい商店街です。真田家で有名な上田城の城下町でありながら、上田駅から徒歩10分と便もよく、地域の皆様に愛されてきました。
江戸時代から上田の祭礼で最も盛大に行われてきたのが祇園祭です。流行病が出ないように牛頭天王〔こずてんのう〕に災厄消除〔さいやくしょうじょ〕を祈願する祭りですが、この日を城の安泰を願う城祭としても力を入れたと伝えられてきました。松平氏に交替してからは、藩主在城の時に執行したいと願い出て、一段と華やかさを増していきました。
「お舟の天王山車」は、かつては常田から海野町を通り、大手門の中へ練り込むお祝のメインとして、寛政十二年(1800)大工棟梁〔だいくとうりょう〕箱山藤吉ほかによって造作され、明治維新前までは鉾〔ほこ〕・囃子〔はやし〕と共に曳〔ひ〕き廻〔まわ〕されました。全長8.6m、幅2.1m、高さ5.1mの舟の下には枠が組まれて、左右二個の車がつけられています。
舟の中央に黒漆塗〔うるしぬり〕の四本柱が立ち、唐庇〔からひさし〕の屋根で覆われています。四面の欄間〔らんま〕には金龍の彫刻がもつれ合い、天井には鳳鳳〔ほうおう〕が羽根を拡げて雲間を舞う姿が表現されています。
この山車は江戸中期のものとして典型的なものですし、藩政時代には藩主の厚い保護がありました。信仰の裏付けによって祇園祭の花形として、現在まで形を留めている意義は大きいものです。