削ろう会(夢削志かんな会)(半纏)

 袢天 磨鉋技.jpg43944_20150625080325-1.jpg    今日のテレビ「世界びっくり映像」でも取り上げていました。 

「削ろう会」(けずろうかい)とは

鉋(かんな)削りをはじめ、手道具や伝統技術の可能性を追求する会で年に2回の大会が日本全国持ち回りで開催されています。日本の大工だけでなく世界中のカーペンターも技を競います。

鉋屑は本来、仕事の副産物であり、ふつうなら捨てられてしまうものですが、大の大人を夢中にさせる奥深さがあります。

その厚みわずか数ミクロン(1000分の1ミリ)という極限に達するまでには、研ぎや台の調整など数々の習練と工夫を要します。
また、削り手(当会では「削リスト」と呼んでいます)だけではなく、鉋鍛冶など道具のつくり手の習練や工夫も積み重なっており、いわば技の結晶のようなものなのです。 
 名人の薄く均一な削り屑は向こう側が透けることはもちろん、まるで絹のような光沢があります。
 永六輔氏は「削り華」と命名されました。 
 削ろう会は道具の使い手とつくり手との交流の場でもあります。全国大会の会場で道具の展示販売をする際も、けして商売だけが目的ではなく、使い手とつくり手が顔を合わせ意見交換をする機会となっています。

 埼玉県の職人さんたちが 夢削志(むさしと読みます。武蔵のことです)かんな会の半纏を着て会場入りしました。背紋は鉋の刃、腰柄には磨、鉋、技(みがき)と角字で入れました。

青梅市 今寺囃子連(山車の幕)

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 青梅市の常磐樹神社春の例大祭が平成30年3月31日(土)の宵宮から始まり、翌4月1日(日)の本宮と挙行されました。山車の引き回し、子供会による神輿の練り歩きなど地域に根ざした祭やイベントが1年中あって明るい町です。今年は桜の開花も早く、また、好天に恵まれ暖かな日が続きました。

 昨年までは近隣の神社より山車をお借りしての巡行となっていましたが念願の自前の山車となり今までにない盛り上がりを見せました。

 この山車は昭和48年に福生市の志茂第二町会で製作され使用していた山車を平成20年に新調するにあたり、羽村市の五ノ神社が譲り受け、装飾を施されながら使用して五ノ神社でも平成30年に山車を新調することになり、平成29年8月に常磐樹神社へ譲渡された廻り舞台を擁する山車です。

 本年は山車のお披露目となり奉納幕と腰幕の製作を急遽井上染工場様にお願いすることとなり、迅速な対応で例大祭に間に合いました。

本当にありがとうございました。

 

また、常磐樹神社に所属する今寺囃子連は平成15年5月に神社のご尽力により発足した囃子連です。

 囃子は目黒流船橋派で味のある絡みが特徴です。

会員数は現在小学校5年生から大人まで約20名と少ないですが、お祭りのみならず地域のさまざまな行事にも参加しお囃子を披露しています。

 まだまだ若い囃子連ですが地域の活性化に貢献し、盛り上げていこうと活動しています。

 

本年は山車の上幕と腰幕を新調していただきました。上幕は幅410cm、天地25cm、縮緬製。腰幕は1400cm、天地60cm綿シャークスキン製です。

映画「たたら侍」と 優古堂(暖簾)

81fHkM3TwhL__SL1500_.jpg3-0.jpg     昨年2017年上映された映画で、キャスト、スタッフに恵まれ撮影中から前評判が高く、宣伝にも力が入っていたのに、観た後すぐに、出演者の不祥事により中止になってしまいました。残念

 物語の主人公の伍介は、古代の製鉄技法「たたら吹き」を司る村下の後継者という設定で描かれる。この「たたら吹き」は、1300年以上前から日本に伝わる伝統技法で、現代の世においても、唯一奥出雲で毎年1月下旬から2月上旬にかけ日本美術刀剣保存協会によって操業が続けられている。「たたら吹き」よって生まれる玉鋼は、純鉄として最高レベルのもので現在の最先端の技術を持ってしても、この精度の鉄を作り出すことは難しいと言われている。繊細かつしなやかであることから世界で高い評価を受ける日本刀は、玉鋼が無ければ造ることはできないというのである。本作の撮影にあたり、日本美術刀剣保存協会、日立金属の全面協力のもと、オープンセット内に再現された高殿(たかどの)で、現代の村下、木原氏の監修のもと実際に地下構造までを造り、中世の「たたら吹き」を再現しての撮影を実現させ、たたら炉に燃えるリアルな炎の色や動きをフィルムに収めている。ここにも本物を求めこだわっている。  

映画を観た後に、タイミング良く当店と同じ町内に新しく開店した刀剣屋さんより暖簾のご注文をいただきました。「たたら吹き」で生まれた真剣というものはとてもきれいで引き込まれます。

店名 川越 優古堂
埼玉県川越市新宿町1-9-13
電話番号 049-249-0700
メール katana@yukodo.net
web site http://yukodo.net

毛呂山町の流鏑馬2017(半纏)

毛呂山流鏑馬.jpg            埼玉県毛呂山町の流鏑馬祭りは、正しくは 出雲伊波比神社の流鏑馬といい、流派による武芸ではなく、地域の祭りとして950年以上前から受け継がれています。春と秋に行われます。

 特に秋の流鏑馬は、15歳前後の少年が乗り子となり、祭りの日まで禊を繰り返して流鏑馬にのぞみます。

 毎年9月から10月下旬にかけて、毛呂本郷の的宿では祭具作りが行われ、各祭馬区でも馬小屋や祭具を準備します。氏子総代が馬場に柵を設ける馬場結いもこの時期に行われます。

 出雲伊波比神社の流鏑馬は、第一祭礼区(毛呂本郷)、第二祭礼区(小田谷と長瀬)、第三祭礼区(岩井と前久保)の3つの祭礼区の人たちが担い手となります。各祭礼区は、さらに祭馬区に分かれ、実際の運営は、輪番制による担当祭馬区が行います。

 祭馬区ごとに、役ごとに応じた半纏を着用するので、上から見ると普段人の少ない境内に花が咲いたように鮮やかで、賑わい振りが伝わりますね。

  

004_l.jpg    スターバックスコーヒージャパンは19日、川越のシンボル「時の鐘」がある鐘つき通りに江戸風情を感じさせる「川越鐘つき通り店」をオープンしました。

(以下埼玉新聞より) 川越の伝統的な蔵造りのまち並みを尊重したデザインが特徴。外装の木材には埼玉県産の杉材を使用。接客窓口となるバーカウンターは、川越の蔵で使用されている江戸黒漆喰(しっくい)や白漆喰をイメージした素材とした。

 また川越に江戸時代から伝わる綿織物「川越唐桟(とうざん)」をベンチシートの背当てに用いるなど、同店独自の特別な空間を演出。「地域とのつながりを意識し、川越のエッセンスを加えた」(スターバックス広報)という。

 店舗面積は219平方メートル。席数は店内が56席、テラス席が21席。店舗中央には中庭を、店舗奥には緑豊かな庭園を設け、庭を眺めながらゆっくりとした雰囲気でコーヒーを楽しめる。

 暖簾は幅1200高さ2150mm 麻生平製です。19日は月曜日、曇り空でしたが、店内立錐の余地なく大繁盛でした。

あられ柄手拭(今成栗原土建)

imanari  kurihara.jpg   「霰(あられ)」とは、空から舞い落ちる、細かい氷の粒のこと。 気温が0度近くなり、雪が氷に変わり「霰(あられ)」となります。

 雨と雪が交じって降る重みのある「霙(みぞれ)」や、粒の大きな「雹(ひょう)」と違って、細かくパラパラと美しく空を舞い、かすかな音をたてて地面に飛び跳ねるのが「霰(あられ)」。「大小あられ」文様は、江戸時代の薩摩島津藩の定め柄でした。 昨年の大河ドラマ「篤姫」で、高橋英樹さん演じる島津斉彬や、瑛太さん演じる小松帯刀が江戸城に上がり将軍様にお目通りを許された際に身にまとっていた「裃(かみしも)」の柄が「大小あられ」文様でした。 「大小あられ」は、江戸小紋の文様の中でも人気の高い文様のひとつです。

 「鮫(さめ)」「行儀(ぎょうぎ)」「通し(とおし)」の江戸小紋三役に、「縞(万筋)」「大小あられ」を加えて江戸小紋五役といいます。 三役、五役の文様は紋を入れることで略礼装とすることができる「格」のある文様です。
 今成町の栗原土建様の手拭いは、この大小あられ柄をベースに纏の標識部【陀志】(だし)の田とあるのは「よ組」の担当地区であり、大岡越前守が授けたと言われています。下には千社札に今成栗原あしらった粋な組み合わせです。

牛若囃子連(手拭い)

牛若囃子連.jpg136779986007413126647_19.jpg 川越市元町一丁目の山車には屋根に牛若丸の人形が載っていることから「牛若丸の山車」と言われます。お囃子は牛若囃子連によって演奏されます。

牛若囃子連は昭和45年「元一囃子会」として発足

囃子を川島村(現川島町)飯島囃子連より教わる。
同年10月、名称を「牛若囃子連」と町内会より命名される。

昭和47年川島・飯島囃子連の師匠先である、吉見村(現吉見町)
飯島新田囃子連より指導を受ける。

昭和49年、東京蔵前の若山胤雄先生より、江戸囃子・寿獅子を習う。

【主な年間スケジュール】
元旦 寿獅子にて町内回り
5月4/5日 町内稲荷神社祭礼にて山車の展示と居囃子
7月第4土/日曜日 東松山祇園祭 本町中央の屋台にて、囃子方として参加
7月下旬 川越百万灯祭り
10月第3土曜/日曜 川越まつりに参加します。

今回染めた手拭は 牛若丸からイメージされるモチーフを散りばめた、手拭のイメージから大きくブッ飛んだ意匠で、牛若囃子連黒川会長の奥様がデザインされました。手拭として使うのが惜しくなるようなアート作品ですね。

 inari2018.png   初午(はつうま)。牛ではなく、午(馬)です。初午とは2月最初の午の日を言います。午は十二支の一つで、その昔、日付は数字でなく、十二支を使って表現されていました。

 2018年の初午は2月7日(水)になります。初午は、711年に京都の伏見稲大社に祀られている、五穀を司る農業神の宇迦之御魂が初午の日に伊奈利山に降臨された日といわれています。
 降臨された日に初午祭が催され、稲荷伏見大社に「初午詣」をするようになり、その後農村では五穀豊穣を願う祭りとなり、街中では商家が商売繁盛を願う祭りを行なう日となりました。
 元々は春先の行事でしたが、新暦では最も寒い時期の行事になるため、川越池辺地区では3月3日の三の午の日に行われました。今日は風もなくとても暖かい日となりました。祭殿には稲荷寿司がたくさんお供えされていました。

最近流行っている言葉で、「い・な・り」の 3文字は、それぞれ「命・名・利」に通じることから、3つのいなり寿司を食べると良い、願いの数のいなり寿司を食べると良いということも言われます。

戌年の手拭

DSC00514.jpg    新年明けましておめでとうございます。
 今年は戌年です。どうして犬が戌なのかわかりませんが、十二支の動物の文字はほとんど学校で習うものと違います。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥のうち何文字読み書きできるでしょう?
 それは置いといて、今年も干支キャラクターの手拭を染めました。染める技術は熟練の賜物ですが、問題は意匠、デザインです。子犬と縁起物(松竹梅や巴紋)の組み合わせ、新年の寿ぎを感じていただけると幸いです。
 

毛長神社氏子総代(半纏) 

毛長神社1.jpg毛長神社2.jpg    全国でも珍しい「女性の長い髪の毛」を御神体とする神社。谷塚駅の南西約2kmの毛長川沿い(草加市新里町343)に鎮座する。創建ははっきりしないが、棟札の写しには享保10(1725)年9月25日修築の記録があることから、300年ほど前と推定される。

髪の主は素戔嗚尊の妹姫、村の長者の娘など諸説ある。鳥居は白の御影石造で、もとは水戸藩の屋敷内にあった鳥居を出入りの商人が譲り受け、神社の氏子の願いで移設したという。
 明治御一新の際、祭神を確定すべきとの宣布により、祭神不詳であったため、新たに大己貴命(おおなむち)とした。故に毛長神社は、倉稲魂神(うかのみたま)・別雷槌神(わけいかづち)を併せて三柱というとのことです。
 この地で天保4年創業、7代目吉岡工務店を営む吉岡京六様より、奉納の半纏のご注文を頂きました。
着丈90cm 生地は綿紬。腰の波柄は鬼瓦、衿の紋は十六連珠鞠左三巴は軒丸瓦にあった模様を用いました。

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