毎年7月中・下旬に催される「越生まつり」は、夕刻から曳航される6台の山車の上で繰り広げられる囃子と踊りの競演が、華やかな江戸天下祭り名残を今に伝えています。
上町の山車は唐破風のない欄間仕立ての囃子台を持ち、入当初は三輪であったが、昭和初年に四輪に改造された。人形は、鎌倉時代に諏方神社を開いたとされる豊島左衛門尉経泰で、名工古川長延の作です。
令和八年越生上町の浴衣のご注文をいただきました。
着物は一枚の反物ですが、着物に仕立てたときに、背や脇、衿、袖などの縫い目をまたがって繋がっている、一枚の絵のように見える柄を絵羽模様(えばもよう)といいます。白生地を着物に仮仕立てし、そこに下絵を描いてから一度ほどき、下絵に沿って染めていく、とても手間のかかり、高度な技術が必要とされます。柄のアイデアからデザインするまでも大変だったことかと思います。今回の「乱れ桐」の柄は、越生上町のデザイナーさんがデザインしました。下地は白でなく、クリーム色に紺の柄が映える素晴らしい柄でした。