2026年10月アーカイブ

越生町上町夏祭り(浴衣)

浴衣着こなし-乱れ桐(エリあり) (1).jpg越生町浴衣.jpg    越生(おごせ)まつりの歴史は、江戸時代までさかのぼります。もとは八坂神社の祇園祭として、天王様の名で親しまれていました。のちに神社の統合により越生神社が造営され、次第に発展してきました。
 毎年7月中・下旬に催される「越生まつり」は、夕刻から曳航される6台の山車の上で繰り広げられる囃子と踊りの競演が、華やかな江戸天下祭り名残を今に伝えています。
 上町の山車は唐破風のない欄間仕立ての囃子台を持ち、入当初は三輪であったが、昭和初年に四輪に改造された。人形は、鎌倉時代に諏方神社を開いたとされる豊島左衛門尉経泰で、名工古川長延の作です。
 令和八年越生上町の浴衣のご注文をいただきました。
 着物は一枚の反物ですが、着物に仕立てたときに、背や脇、衿、袖などの縫い目をまたがって繋がっている、一枚の絵のように見える柄を絵羽模様(えばもよう)といいます。白生地を着物に仮仕立てし、そこに下絵を描いてから一度ほどき、下絵に沿って染めていく、とても手間のかかり、高度な技術が必要とされます。柄のアイデアからデザインするまでも大変だったことかと思います。今回の「乱れ桐」の柄は、越生上町のデザイナーさんがデザインしました。下地は白でなく、クリーム色に紺の柄が映える素晴らしい柄でした。
 

白岡市 篠津天王様 神山加組(半纏)

 神山加組.jpg   篠津の天王様は、埼玉県白岡市篠津地区で行われる、須賀神社の祭礼で、江戸時代に夏季に流行する疫病退散を祈願したのが始まりといわれています。
 2026年は7月19日日曜日に開催されました。
 見どころは、横宿・上宿・神山・下宿・宿の5つの耕地から繰り出される5台の豪華な山車です。江戸・明治期の精巧な彫刻や提灯で飾られた山車と神輿が約1.5kmの通りを巡行し、交差点で山車を豪快に回転させる迫力満点の場面は、日中から夜にかけて複数回見ることができます。
 神山の山車は、鬼板を唐破風屋根に沿う大きなもので、彫刻は木目が浮き立ち彩色を施さない白木の肌が美しい。この山車は昭和22年を最後に飾られなくなった、「万灯」を花笠の形で平成13年に復活させて、華麗な万灯が山車に華を添えている。
 囃子や威勢の良い掛け声が響き渡り、白岡市の伝統文化を肌で感じられます。
 半纏 綿紬 紺地白抜き 着丈100cm

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