水引幕は舞台や山車、相撲などで上部に張られる横長の装飾幕をさす言葉です。
もともと空間を飾る布であると同時に、神事や芸能の場を飾り、神聖な場と外側とを区切るための性格を持っています。
300年を超える歴史と伝統を誇り、幸手の夏を熱気で包み込むのが八坂神社の夏祭りです。
7月上旬、華麗な神輿が宮出しされて祭りが始まり、中旬には全町の山車が勢揃いしてお囃子とともに市内を練り歩きます。
天神町山車は、曳き回しの中で、お囃子の音色とリズムが大きな見所です。
祭りのクライマックスは花山です。7台の山車が幸手駅前に集い、かけ声とともに駅前を一気に駆け上がる演出が最大の見せ場です。
天神町山車は、昼は曳き回しの動き、夕方以降は提灯の雰囲気に注目です。
今回納めた、天神町の山車に掛かる水引幕は、金茶のベルベット素材の生地に、金糸で梅鉢を刺繍しました。下に金モールを施し、中央を赤い房で吊ります。