毛呂山町のやぶさめ(半纏)

 yabusame.jpg           埼玉県南西部にある、人口35.000人の入間郡毛呂山町。ゆずの産地で有名です。

 平成27年11月3日(祝・火曜日)、出雲伊波比神社で、秋の流鏑馬祭りが行われました。快晴の1日で、朝早くから馬場の周りには大勢の観客が集まり、午前9時ごろからの朝的、午後3時ごろからの夕的ともに大盛況でした。
 源氏・平氏・藤原氏を表したそれぞれの装束を見にまとった乗り子はいずれも町内の中学3年生男子が勤め、見事な馬上芸に会場中から拍手や歓声が沸き起こりました。 
 出雲伊波比神社の流鏑馬は、流派による武芸ではなく、地域の祭りとして950年以上前から受け継がれています。流鏑馬は春と秋の二回行われますが、春の騎乗は小学生入学前の男子だそうです。秋の流鏑馬は3つの祭馬区から1頭づつ馬が出され、リーダーである一の馬、続いて二の馬、三の馬と順位が決められていて、一の馬は白で源氏を、二の馬は紫で藤原氏を、三の馬は赤で平氏をあらわしているといわれています。射手は乗り子と呼ばれ11月1日から的宿といわれる宿舎で絣の着物で精進潔斎を続け、当日は袴姿に、花笠、大きな担ぎ物を背負い、それは凛々しくも華美な姿で美少年という言葉がぴったりです。
 写真は長瀬一区長鶴会、長鶴連、岩井髪結会(馬のたてがみを結う)の役員の方々です。

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