宮大工木造技術継承協会(半纏)

宮大工木造技術継承協会.jpg  日本には数多くの神社仏閣があり、その建築や補修を手がける職人が宮大工です。日本全国の神社仏閣を地域の方々と共に守っていくため、世界遺産、国宝や文化財指定の建造物を始め、地域に根ざした神社仏閣、文化的建築物の建築や補修を行なっており、日本文化を支える社寺の維持に欠かせない存在となっています。釘などの金具を使わない「木組み」と呼ばれる伝統工法を用いた高い木工技術を持ち材木だけで建築物を作る宮大工は、非常に専門性が高く「大工の世界最高峰」とも呼ばれています。
   宮大工の仕事は神社仏閣や伝統的建造物の補修や修繕です。世界最古の木造建築物と言われる奈良の法隆寺をはじめ、全国に建造から数百年を超える神社仏閣が多く残っている日本。高い木工技術でその保存を支えてきたのが宮大工です。また宮大工は木材を使った木造建築のプロフェッショナル。遠い昔から、木を育て、建築物のために伐採利用し、また木を植えるという循環とともに地域の森の維持にも貢献してきました。今声高に叫ばれているSDGsですが、宮大工は1000年以上前からサステナビリティとSDGsを体現してきた存在とも言えます。

   宮大工の技術を次世代につなげていくための具体的な取り組みとして「宮大工育成プロジェクト」を開校。
  現役の職人の元で3年間かけて技術を学ぶことにより、次世代を担う若手宮大工の育成を目指します。
・宮大工養成塾 HP  https://miyadaiku-yoseijyuku.com/

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