千曲市稲荷山の縣社 治田神社(半纏)

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近代社格の府県社とは、明治期から第二次世界大戦終結まで使われていた、日本の神社の社格を表すものの一つであり、総称。東京・京都・大阪では府社、それ以外は北海道も含め県社(縣社)と呼ばれる。

 府県社は一般的に、官幣社(大社中社小社)・国幣社(大社中社小社)の下に位置づけられ、郷社・村社の上の格付けとなる。他に、別格官幣社などもある。

 官国幣社は総じて、複数の県にまたがるか、あるいは全国規模で古来よく知られた、崇敬されてきた神社や、明治期に創建された重要とされた神社が指定される。

 それに対して、府県社は、その都道府県のみにおいて、有力な神社が選ばれている傾向があるようだ。いわば、その都道府県の中においては極めて由緒正しく、ご当地の知られざる名社が名を連ねている場合も多い。

 近代社格は戦後になって使用されなくなったため、府県社についても現在は旧県社・旧府社などと呼ばれるようになっているが、現在も社標などで「縣社」などと大書されていることも多く、神社の格を表すものとして、一部機能しているといえる。
 
 上杉景勝の稲荷山城築城時に、治田神社と改名。治田大神(ハルタノオオカミ)・事代主命(コトシロヌシノミコト)・倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)など稲荷山の氏神祭神を祀る。
 春には池の周囲の桜、大小300本が咲き誇り、賑わいを見せる。南西に1kmほどの桑原地区に「上の宮」がある。 
明治14年(1881年)6月、郷社に列し、明治33年(1900年)には県社に昇格した。

 例祭は9月20日。7月には夏祭りとして稲荷山祇園祭があり、第3日曜日には神輿の全町渡御がある。

 境内社に、津島宮、北野天満宮、高市社、三峯社、秋葉社、庚申塚、道祖神などがある。鳥居の前には、治田池が溜まっており、公園がある。

 半纏の衿には「縣社」治田神社とあり、背紋は十二弁菊の周りに菱形の葉の模様、生地は綿紬、濃紺地白抜きです。

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