
野県最古の温泉地『別所温泉』は、文化庁の「日本遺産」に認定された上田市・塩田平の西側に位置します。温泉は、厄除観音として有名な「北向観音」の地下から湧き出る弱アルカリ性の"美人の湯"。13の温泉旅館や3つの外湯(共同浴場)などが集結しています。
『別所温泉』の由来は諸説あり、ヤマトタケルが発見したとの伝承や、枕草子に登場する「七久里の湯」が起源との説も。平安時代、鬼女退治に訪れた平維茂が北向観音に参詣し、後に成功を収めたことから、別業(別荘)を建てた場所=別所と呼ばれるようになったといわれています。