川越市連雀町の蓮馨寺(れんけいじ)(半纏)

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蓮馨寺は、室町時代に創建された歴史ある浄土宗のお寺です。
 私が子供の頃、(60年前頃)以前より、蓮馨寺は川越市の文化、娯楽の絶対的中心地でありました。日常的に露店が立ち並び、花見、勧進相撲、サーカス、川越初の街頭テレビなど、信仰の場であり、楽しみの場でもあったのです。観光客の集まる一番街の入り口に位置し、門扉は閉まらず24時間開放され、これほど市民に親しまれている寺は少ないと思います。通町に住んでいましたが、曇った日には3時の鐘の音が聞こえたものです。また、呑龍堂前に鎮座する「おびんずる様」は、触ると病気が治る仏として市民に大人気。また、小江戸川越七福神の第五霊場として「福禄寿神」が祀られ、人々を幸福へと導く神として参詣者で賑わいます。

 半纏は、綿絽という珍しい生地を使用しています。夏に着る生地ですが、ユニフォーム代わりに年間通して着用しています。

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