壺焼きいも 八(のれん)

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江戸~明治は釜焼き、大正~昭和の初め頃までは釜や壺で焼いた焼いた焼き芋が主流でした。その後、戦争でさつまいもが国の統制品になり、たくさんあった焼き芋屋も廃業します。

 戦後、効率が良く、移動できる石焼き芋が普及したため、釜や壺の焼き芋はほとんど目にすることはなくなってしまいました。
 近年になって「さつまいもはゆっくり加熱すると甘くなる」ことが知られるようになりました。
 ねっとり系のさつまいもの登場にも重なり、炭と七輪の遠赤外線でじっくり焼く、「古くて新しい」昔ながらのつぼ焼き芋が見直されるようになりました。
 さつま芋に多く含まれるデンプンは酵素の働きによって糖化します。その糖化が最も働く『70度前後』で長時間じっくりと焼き上げることで焼き芋が格段に甘くなります。
 壺一台で一度に焼ける本数はたったの16本だそうです。
 
 店はかつて川越一番の盛り場 連繫寺一帯にある炭火焼鳥『もとはし』と一体化していて、夜はは美味しい焼き鳥の隠れ家的居酒屋です。午前11:00から焼き鳥屋が始まるまで営業です。
 049-298-8777 · http://www.yakitori-motohashi.com/; 埼玉県川越市連雀町7-2

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