球磨焼酎 株式会社 堤酒造(帆前掛け)

DSC01133.jpgtutumi.jpg帆前掛け 46*73cm 長サイズ 硫化染料白抜き

 WTOより産地指定を受け、世界の銘酒の仲間入りを果たした500年以上の伝統を持つ球磨焼酎。球磨盆地は環境庁より「日本で最も美しい川」のひとつとして認定を受けた球磨川の水に恵まれ、澄んだ空気、その寒暖の差の激しい気候の中で育まれた米と、美味しい焼酎造りに欠かせないすべての条件が揃った自然環境の中、長年に亙ってこの地方でしか造れない焼酎を育んできました。

 手間と経験を要する手作りの焼酎、甕仕込み焼酎を始めとする、伝統の球磨焼酎の味と製法を守りながら、新しい感覚を取り入れ、次世代の焼酎の研究を行っています。
2005~2006年には黒豆焼酎、発酵黒大豆搾りを発売し、美味しいだけでなく健康によい商品開発にも力を注いでいます。
 
あさぎり町須恵松尾集落にある「遠山桜」。茶畑の持ち主でもある遠山さんが、結婚の記念として植えた事から「遠山桜」と呼ばれています。時代劇の遠山桜とは関係ありません。「天空に咲く」と表される遠山桜はヤマザクラにヤエザクラを接ぎ木したもの。
今では、毎年町ぐるみで「遠山桜まつり」を開催するほどの名所となりました。近隣はもちろん、県外からの観光客も多くみうけられます。

 まだ陸の孤島といわれていたこの球磨地方を昭和20年代に訪れた歌人・吉野秀雄は、「球磨焼酎のよろしさは、ひとたび飲みてついに忘れず」と詠んだ。 
500年続くこの球磨焼酎の伝統と技術を生かしながらも、 伝統を継承するだけではなく、新しい研究開発や設備を取り入れながら緩やかに伝統を創り上げていきたい。
球磨川の美しい水と、米などの原料と、澄んだ空気に恵まれた球磨地方の風土を生かし、この地でしか造れない本格焼酎の製造をめざしていきたい。

 伝統を守りつづけながら、伝統を継承するに止まらず、新しい焼酎の味を求めて。より美味しい焼酎を造るためには、どんな妥協も許さない。そんなこだわりは、杜氏から杜氏へとしっかりと受け継がれてきた。彼らの球磨焼酎づくりにかける揺るぎない信念と情熱、そして経験などが渾然一体となり、それが熟練の技となり個性ある風味となる。そんな杜氏たちの手塩にかけて育まれた焼酎たち...。
何十年も前に眠りについた焼酎が、蔵の中で今もなお、静かにその出番を待ちつづけている

株式会社堤酒造 〒868-0432 熊本県球磨郡あさぎり町岡原南390番地4 Tel.0966-45-0264 Mail.info@tsutsumi-syuzou.com

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