高麗川囃子連(半纏)

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 高麗川の囃子のはじまりは、昭和30年にまでさかのぼり、今年で63年目を迎えます。当会は、その活動を引き継ぎ、平成23年には、高麗川区自治会の関連団体となりました。氏神は、高麗川神社(八坂神社)で、囃子は、同市上鹿山囃子連から伝授されました。主な活動といたしましては、8月初旬(もしくは7月末)に開催されます、「高麗川区納涼夏祭り」で曳きまわされる山車の上での演奏や市の観光名所である巾着田で開催されます、「菜の花まつり」、「曼珠沙華まつり」にて演奏(不定期)しております。現在、会員・準会員は、30名以上を数え、上は70代から、下は小学生まで、世代を超えた交流が深まっております。

 近年、少子高齢化に伴い、全国各地で祭礼が廃れ、伝統芸能の継承が困難になっております。当会も、その例外ではありません。私たちは、祭囃子を通し、未来の日本を担う若者の育成に力を入れております。伝統を守りつつ、新たな事にも挑戦して参ります。
 日高市は、渡来人によって開拓された歴史を持つ、由緒正しき土地です。そして、その中で様々な伝統芸能が生まれ、先人たちの手により、今日まで受け継がれてきました。当会は、それを絶やすことなく後世に伝え残していくと同時に、地元の活性化の一翼を担える存在となれるよう、日々、精進して参る所存です。

高麗川囃子連 会長

 囃子の流派は、王蔵院流旧祭囃子(王蔵流)で、昭和30年、隣接地区である上鹿山の人々によって伝えられました。当初は、「仁羽(にんば)」のみ伝授されましたが、近年、「子守唄」、「屋台」を習得いたしました。演奏構成は、笛1人、調べ2人、大間1人、摺り鉦1人に踊りがつきます。

 踊りは、屋台が、「獅子」・「狐」・「外道」、鎌倉・子守唄が、「獅子」、「岡目」、仁羽が、「火男(ひょっとこ)」・「馬鹿」・「岡目」、三番叟が、「三番叟」です。踊りの動作は、伝統を守りつつ、滑稽さも表現するようにしています。

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