さいたま市桜区田島御嶽神社(奉納のぼり)

 御嶽神社.jpg                  田島御嶽神社は人皇第九十二代伏見天皇の御代永仁三年四月(鎌倉時代)御創建されたと伝えられております。

 古社にして、木曽御嶽山王滝開祖普寛行者が天明年代(江戸時代)本神社に於いて根本修行したと伝えられております。
 普寛行者が木曽御嶽山王滝口開山という偉業を成し遂げた後の全国巡教の折、本神社で参拝修行をなされ、木曽御嶽神社の御分社として奉祭し、その時開山御禮に神納された掛軸(市指定文化財)を現在社宝として御守りしております。
 本神社の崇敬は高く、信仰は広く、尊仰の中心となっております。(境内掲示より)
 普寛は、享保一六年(1731)秩父郡大滝村の生れで、修験者を志し、三峰山で天台・真言両宗の奥義を極めた後、江戸に出て府下修験者の長となった人です。寛政四年(1792)江戸の信者を連れて木曽の御嶽山に王滝口から潔斎方式を無視して強行登山し、御嶽開山の端緒を作り、御嶽山を道者の山から行者の山へと変えました。しかし、郷里へ向かう途中、現在の本庄市で病歿しました。

この画像は、たて七三センチ、幅二四センチで、椅子にすわる普寛を描き、背景に木立のある遠山を配しており、時世の歌と「行者木喰普寛」の名が記されています。神社では、この画像を社宝としており、普寛が開山の御礼に神納されたものとしています。また、画像そのものも、絵師が描いたものに普寛が筆を加えたものと伝えられています。
この画像は、埼玉ゆかりの宗教者普寛の姿を伝える貴重な資料といえます。なお、上部には、祭文の断簡がついており、これは付指定になっています。(御嶽神社・さいたま市教育委員会掲示より)

 

管理者用

2017年6月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30