声をかくす人

343174view001.jpg この時期「リンカーン/秘密の書」が上映されていて、奴隷貿易とヴァンパイアを結びつけてスーパーヒーローリンカーン大統領のアクション物として面白そうだったのだが、今日はペイトリオット、ロバート・レッドフォードが、監督として「アメリカ政府の陰謀」「正義のあり方」という題材に大上段から斬り込んだコクがあるドラマを選択しました。南北戦争終結間際、1865年4月14日に起こったエイブラハム・リンカーン大統領暗殺事件の裏側を描く。  物語のヒロインは、暗殺実行犯ジョン・W・ブースの共謀者8名のひとりとされた下宿屋の女主人メアリー・サラット(ロビン・ライト)。母親で、未亡人で、信心深いカトリック教徒で、南軍を強く支持し、かたくなに無罪だけを主張していた彼女は、およそ公正とはいえない軍事法廷で裁かれ、アメリカで初めて絞首刑になった女性がヒロイン。息子の身代わりに沈黙を守ったのだが、北軍主導の政府の歴史観なので、といってもどちらのこともよく知らないのでなかなか気持ちが入りませんでした。同じようなセンスの「本を読む人」も戦後裁判でナチス戦犯にされるヒロインを扱った映画を思い出しました。どちらもタイトルのつけかたが良いのか悪いのかわかりませんが、これからも度々使われることでしょう。

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2017年6月

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