英国王のスピーチ

338127view001.jpg ドモリ癖があるので、内向的になっていた、王になりたくなかった王、ジョージ6世が、治療師とともに、だんだんと克服して成長?して行く物語。国王は亡くなり、本来王になるべき兄は、アメリカ人と結婚して、イギリスを飛び出してしまうため、ヨーロッパ動乱直前の緊急時に、自分が国家のリーダーとして、帝国の人民にスピーチしなければならないプレッシャーはいかほどのことでしょう。そのプレッシャーに耐えて、更に先頭に立たなくてはならない,王としての義務。わが国の象徴も同じようにご苦労があったと思いました。
 ニュースで、ヒットラーが演説しているのをみて、何を言っているのかは解からなくても、演説がうまいというところが皮肉です。当時の英国は地球の数分の一を支配していたんですね。今でもユーロ圏には属していないし、日本と同じく独立心の強い島国なんですね。映画に出ているイギリス人俳優たちの高貴な顔立ちが、貴族と平民の格差を良く表わしていたと思いました。

管理者用

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

月別 アーカイブ