さいたま市の江戸里神楽公演

007.jpg 県立大など県内外の大学生20人程もグループが、彩の国さいたま芸術劇場小ホール(さいたま市中央区)で12月3日に「江戸里神楽」の公演を主催しました。
 埼玉県立大非常勤講師の斉藤修平さん(民俗学)が「神楽の上演を増やしたい。若い人のアイデアを貸してほしい」と呼び掛け2008年から毎年冬に開催しています。
 会場代など資金集めに企業を回って協賛を求めるほか、チケットのデザインも手掛け、「多くの人に分かりやすいように」と、動きを解説する日本語、英語、中国語、韓国語の字幕をつくり、舞台横のスクリーンに投影する仕掛けを考案したそうです。確かに「せりふ」がない、ゆったりとした演舞?なので、解説があることは大変ありがたいです。
 今年の2月にはは、さいたま市別所の「岡田民五郎社中」の出演でした。今回は同年度とはなりましたが三芳町の「前田社中里神楽保存会」による、国譲りの神話として古事記に紹介されている「高天原神集」と「幽顕分界」の2演目が披露されました。
 男女どの大学の学生も、非常に礼儀正しく、挨拶、礼状も常に手書き、協賛企業紹介もしてくださり、毎年の就職難でも、こういう学生なら、どこの会社でも引く手あまたで売り手市場間違いなしと思えるほどの優秀な青年たちでした。http://kagura.daa.jp/

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