公園財団 松聲閣(半纏)

 

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東京都文京区の新江戸川公園内に松聲閣(しょうせいかく)があります。

 松聲閣(しょうせいかく)は、木造2階立て、勝てもの500平米、大正期の建物で、旧熊本藩細川家下屋敷のあったこの地で、細川家の学問所として使用されていたようで、一時期は細川家の住まいとして使用されていました。現在の建物は、歴史性を生かして保存・修復を行うとともに、耐震性を確保し、平成28年1月にリニューアルオープンしました。
 庭園は細川家下屋敷の庭園の跡地をそのまま公園にした回遊式泉水庭園です。素朴さの中に、江戸情緒が漂う回遊式泉水庭園です。

 湧水を利用した流れは「鑓り水(やりみず)」の手法をとりいれて、岩場から芝生への細い流れとなり、その周辺に野草をあしらっています。
池はこの庭園の中心に位置し、広がりのある景観をつくりだし、池をはさんで背後の台地を山に見立てています。そのように目白台の地形の変化を巧みに利用し、名園と呼ぶにふさわしい景観を作り出しています。
 半纏は、建物の名前にちなみ、光琳松に似た昔の植木屋さんの背紋を用いました。生地は綿紬です。

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